スキューバダイビングのCカードを持っている方は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
『DAN』。
ダンと読みます。Divers Alert Networkの頭文字をとってDANといいます。スキューバダイビングの安全性の向上とダイビング事故の予防を目的とした団体です。わかりやすいのは、あってはならないのですが、減圧症になったときにお世話になるところですね。DANには世界にいくつかの支部があり、DAN JAPANはその中の一つです。
今回、片木歯科医院はDAN JAPANのDD NET登録医院になりました。ダイビング事故=減圧症というイメージは強いですが、レギュレーターをくわえている口の中で何か問題が起これば、直接命にかかわることではないにしろ、パニックを起こすことによって間接的に命にかかわる可能性が考えられます。もし、潜行時に歯が痛くなったら・・・、潜っているときにかぶせ物がとれたら・・・。大きなパニックではないにしても、きっとプチパニックにはなると思います。パニックの度合いはその人のダイビング経験によって変わると思います。人によってはプチパニックではないかもしれません。『歯科医師』『ダイビングインストラクター』としての知識、経験を使って、ダイビング中にお口の中で問題が起こりにくいようにするための情報の発信と治療を提供するためにお役に立てればと思います。
「お口の中を健康に保つこと=楽しくダイビングをすること」
歯科医師目線からは、これは結構大事なのではないかと思います。もしダイバーの方でお口の中で気になる方がいらっしゃいましたら、まずは歯のクリーニング、検診などでご予約くださいね。
「予防に勝る治療なし」
院長