先日、厚生労働省医政局歯科保健課から各衛生主管部(局)へ新型コロナウイルス対策に関する事務連絡がありました。内容を要約すると
1.標準予防策の徹底
2.歯科診療実施上の留意点について
(1)患者さんの健康状態のチェック
(2)院内の換気、リスク軽減対策、歯科医師の判断により治療を応急処置に留めること、緊急性がないと考えられる治療については延期することなども考慮すること。
ということです。
国に意見するわけではないですが、歯科医師の判断や考慮となると、従う先生もいれば従わない先生もいるので良くないと思います。が、片木歯科医院としては医療倫理感を重視し「治療を応急処置に留めること、緊急性がないと考えられる治療については延期すること」にシフトしていくこととしました。
この文書が示していることは、「歯科医院がクラスターになるな!」ということでしょう。
私たちの治療は患者さんとの距離が近いです。コロナ対策をさらに徹底していきたいと思います。
もしかすると、別のクラスターからコロナウイルスが持ち込まれるかもしれません。不謹慎かもしれませんが、当院がクラスターにならないとも言い切れません。ですが、どちらの状態になったとしても、徹底的にコロナウイルス対策をすることが、数か月後、いつも来院していただいている患者さんに笑顔で会える最善の方法ではないかと思います。
これから、治療の休憩をお願いすると思います。3密を徹底するため、来院時間の自由が利かなくなるかもしれません。大幅な遅刻は治療をお断りするかもしれません。
緊急性のある治療は続けてまいります。緊急かどうかがわからないという方は遠慮なくお電話ください。
ご協力の程、よろしくお願い致します。
「予防に勝る治療なし」
院長
(追記:新着情報のページにも表示されるようにしました)