【医院情報】バラが咲いてきましたね
2019.05.18更新
バラが咲いてきました!
今年はかなり短く剪定されているので、去年より迫力がないかもしれません。歯医者に用事はなくても、バラ見ていってくださいね!
院長
投稿者:
FELIZDENTAL
2019.05.18更新
バラが咲いてきました!
今年はかなり短く剪定されているので、去年より迫力がないかもしれません。歯医者に用事はなくても、バラ見ていってくださいね!
院長
投稿者:
2019.05.17更新
2019年5月30日(木)は、名東保健センター・名古屋市歯科衛生士会・名東区歯科医師会の共催で「歯と口の一日健康センター」が開催されます。
お子様の歯科検診、フッ素塗布、歯科相談が何と無料で受けられます!いきなり歯医者に行くのは心配だし、怖いなぁ、という方はこういった催しを利用してみるのはいかがでしょうか。先着400
名の方に歯科グッズのプレゼントもありますよ!予約は要りませんので、ぜひご参加ください!
こんな人(??)も来ますよ!
テレビでお馴染み、ライオン君です。写真は4年前のものですが、今年も来てくれるようです。一緒に写真をとってみてはいかがでしょう?
詳細はこちら
日時:2019年5月30日木曜日 午後1時30分から3時50分
場所:名東区役所講堂
対象:0歳から就学前までの乳幼児とその保護者
保護者の方も歯科検診を受けられます
ということで、この日は私も参加しますので、歯科医院は休診となります。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。
院長
投稿者:
2019.04.25更新
2019年ゴールデンウィークの診療日は
4月26日(金)27日(土):通常診療
4月28日(日)~5月6日(月):休診
5月7日(火)~:通常診療
になります。(診療カレンダーはこちら)
よろしくお願い致します。
投稿者:
2019.04.24更新
アメリカ・カリフォルニア州に住む11歳の子供が、歯磨き粉が原因で死亡した可能性があるとアメリカメディアが伝えました。
アメリカの患者向け情報誌「アラージック・リビング」によると、この子供は歯科医に処方された歯磨き粉を4日に使用した後、意識を失って2日後に死亡したそうです。実はこの子には重度の食物アレルギーがあり、両親は食事にはかなり注意をしていたのですが、処方された歯磨き粉の中に乳製品由来のたんぱく質が含まれていることには気づかず使用してしまったとのことでした。
この歯磨き粉は市販されておらず、歯科医の処方だったということもあり、CNNは専門家の話として一般的には起こりにくい極めてまれなケースだと指摘しています。
では、日本でも同様のことが起こるのでしょうか?
起こる可能性はゼロではありません。
先にお話しておきますと、これから挙げる商品は決して危険なものではありません。エビデンスに基づいた安心・安全な製品です。
日本で可能性があるとすると、歯科医院でしか購入できないのですが、GC社のMIペーストという歯磨き後に歯面に塗布する製品で同様のことが起こる可能性があります。
GC社 ホームページより
この製品にはCPP-ACPという牛乳由来の成分が含まれています。リカルデントというガムのCMで聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。メルボルン大学の研究では、お口の中の酸を中和しやすくし、リンやカルシウムといったミネラルを歯の中に取り込みやすくする働きがあるといわれています。市販の歯磨き粉に含まれるフッ素と併用することで、さらに歯の強化に効果があるそうです。
リカルデントガム 日本歯科医師会推奨なんですね。
CPP-ACP入ってます。
こんな素晴らしい成分なのですが、注意点が一つあります。牛乳アレルギーのある方は、絶対使用してはいけません。CPP-ACPは牛乳由来成分です。MIペーストの使用説明にもしっかり明記されています。蜂に刺されたときに起こる、アナフィラキシーショックの可能性があり、場合によっては死亡することもあります。
MIペーストを使っている方は、そのまま使い続けていただいて全く問題ありません!きっと購入時に歯科医師から「牛乳アレルギー、ありませんか?」と聞かれているはずです。アレルギーが無い人には、とってもいい製品ですので安心してください。
片木歯科医院で購入できるか、と言いますと、できません・・・
昔、販売を検討したことはあったのですが、やはり上記の理由でやめてしまいました。アレルギーに気付いていないという可能性もありますからね。
ちなみに市販の歯磨き粉で命を落とすことはありませんので安心してください。
今回はちょっと怖い内容でした。
「予防に勝る治療なし」
院長
投稿者:
2019.04.21更新
今日は小児歯科の勉強会に参加してきました。
私の得意分野はインプラントですので、普段、勉強会といえば成人の歯科治療のものに参加することが多いです。今回は、いつも小児歯科治療で連携を取らせていただいている長久手の浅井小児歯科医院の今村先生のご紹介でしたので、本気で小児歯科が学べるだろうと思い、張り切って参加してきました!
最近のトレンドなのでしょうが、小児歯科の講習会と言えば、「子供受けする外観で、お子さんとお母さんを取り込んでいっぱい来院してもらいましょう!」という商業的な内容が多くて、ちょっとなぁ・・・という感じだったんですよね。(これは私の完全な偏見です!)
勉強会は、成長発達期の歯科 -顎・口腔・咬合の管理と成育を中心にー という内容で、藤田医科大学形成外科小児矯正歯科部門客員准教授で小児歯科指導医の今村基尊先生の講義でした。
今村先生は小児歯科医でありながら医科大学の形成外科で診療されていたので、その経験から、顎や口の中に影響がでる先天性の病気や歯並びのことなど、かなり深いところまでお話していただけました。とても新鮮な内容ばかりでした!脳みそフル回転で、受講後はぐったり・・・。勉強になります!
懐かしい顔に出会えたのもよかったです。
「予防に勝る治療なし」
院長
投稿者:
2019.04.13更新
2019年4月19日(金)の午後の診療は、手術のため治療のご予約の受付は終了いたしました。
ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。
院長
投稿者:
2019.04.04更新
少し前の内容になりますが、2016年に歯科界で驚くような情報が流れました。
デンタルフロスには虫歯、歯周病の予防効果がない!?
初めて聞いたときは私も驚きました。しかし、この内容を詳しく調べると・・・
アメリカのAP通信がデンタルフロスの効果について調べたところ、その効果を裏付ける十分なエビデンスはないということを発表しました(エビデンスとは?解説はこちら)。過去の研究25件を再度詳しく調べたところ、そのデータからは虫歯・歯周病予防効果を実証するのは難しいとのことでした。フロスの使用法が正しく理解されていなかったことも原因にあるようです。
では本当にデンタルフロスは虫歯・歯周病予防に効果がないのでしょうか?
そんなことはないと思います。私たち歯科医師がフロスを患者さんに薦め、患者さんもフロスの効果を実感しています。アメリカ合衆国の政府も長年にわたってフロスの使用を推奨していました(今回の件でフロスについての記述を削除しました)。おそらくフロスの虫歯・歯周病予防効果はあまりにも当たり前すぎて、科学的、疫学的に研究されてこなかったのではないでしょうか。AP通信でも、フロス全否定ではなく、効果を証明する疫学的根拠が低いだけと言っています。
今後、使用法が統一されたうえでの調査が進み、研究論文が増えていけば、デンタルフロスの虫歯・歯周病予防効果は証明されていくでしょう。
フロスを通すと歯と歯の間がスッキリきれいになっているのは実感できますもんね。
(デンタルフロスの使用法はこちらのページ下のリンクを参考にしていただければと思います。)
「予防に勝る治療なし」
院長
投稿者:
2019.04.01更新
今日は新元号が発表されるとのことで、朝から待合室のテレビのチャンネルはNHK!
とはいっても、治療中は見られないので、発表された元号を患者さんから教えてもらいながら午前の診療は終わっていきました。
「令和」になりましたね!
めーじ、たいしょー、しょーわ、へーせー、そして、れーわ。伸ばす感じが似ていて、私的にはしっくりきてるかなと。
自営業者の立場としては印刷物をどうするかが憂鬱なところです・・・。
昭和生まれの私は、令和生まれの人からすれば大昔の時代の人になってしまうのでしょうか。およそ一年後には令和生まれの子供たちがフッ素塗布来るようになるのですね。若いつもりでいたのですが、年を取りましたね。
「予防に勝る治療なし」
院長
投稿者:
2019.03.28更新
今回は、私たち歯科医師がどのように治療法を選んでいるかお話したいと思います。
一昔前、雑誌などを読んでいると、「これを飲めばガンが治る!」みたいなものを見たことはありませんでしたか?当然、健康な人がそれを見れば、「治るわけないじゃん」と思うでしょう。でも状況が変わり、現在、癌と戦っている方からすれば可能性を信じて試そうとするかもしれません。
ここで医療に携わる人間が治療法を選ぶ際に考えるのは、
Evidence based Medicine=根拠に基づいた医療
かどうかということです。
「Evidence・エビデンス」とはなんでしょうか?医療系では、根拠、証拠、証言という感じで訳されます。前のブログの『フィルタ』の話でも出てきましたが、『医学論文によって証明されていること』がこれにあたります。ここから大きく逸脱したものは治療・医療ではなく、民間療法の範疇になるということです。
実際に、現在日本では上記の例ような「これを飲めばガンが治る!」のような広告は根拠がないので規制の対象になりますし、「私の言うことを信じていれば癌は治る」と洗脳し病院に行かせなかったとして逮捕された人もいます。
長い時間をかけ研究し、様々な統計を取り、学会で発表され、世界で読まれている論文というのは大変価値のあるものです。これらが積み重なり、私たちの治療・医療につながっていると思うと本当に先人に感謝しかありません。私は慎重な性格というのもありますが、最新の治療というものをすぐにはやろうとしません。Evidence baced Medicineかどうかをまずは検証し、ある程度のエビデンスが認められればその治療法を採用することにしています。歯科医院で民間療法をやるわけにはいかないですからね。
ですから、残念ですが、片木歯科医院には「この水でうがいをすれば歯周病が治る!」というお水はありません。
ちなみに正露丸をむし歯の穴に詰めても治癒はしません。穴は一時的にふさがってしみなくなるでしょうが・・・。
早めの受診をお薦めします。
「予防に勝る治療なし」
院長
投稿者:
2019.03.22更新
少しずつ暖かくなり、過ごしやすい気候になってきましたね。医院の近くの桜も咲き始めました。
医院の近くのぼちぼち長屋さんの桜は、毎年このあたりで一番早く咲きますね!
さて、普段の診療中のことですが、患者さんから様々な質問をいただくことがあります。私に聞かなくても、歯科関連の情報をインターネットで調べれば、ある程度のものは検索できます。ただしその情報が正確なものであるかというと・・・、微妙ですね。
これだけ情報があふれているのに、正確なものを見つけるのは難しい。昔は知識が多いというのが武器でしたが、これからは正しい情報を見つける能力のほうが武器になりそうです。
なぜ、インターネットの情報が正しいものでなくなってしまうのでしょうか?
それはインターネットの普及により、多くの人々が情報発信しやすくなったからでしょう。自分の思ったこと、感じたことが簡単に発信できてしまう。当然、裏付けのない情報も発信できてしまう。商業的に自分の都合の良い情報だけを使い、誘導しているケースもあります。読み手側に、正しい情報なのか確認する『フィルタ』が無ければ、間違ったものでも正しいと錯覚してしまう。
『フィルタ』
医学の分野でいえば、『フィルタ』=『医学論文によって証明されていること』です。テレビで、「ホンマでっか!?TV」って観たことありませんか?難しい内容も面白おかしく紹介されていて、私も好きな番組です。その中で学者の先生たちはよくこう話し始めます、「◯◯大学の研究によると・・・」。これが『論文によって証明されていること』です。なので学者の先生たちは、裏付けのある正しい情報を自信をもってテレビで発信できるのです。
じゃあ、患者さん自身が学者になれば『フィルタ』が手に入るのでしょうか?手に入ると思いますが、得意分野はひとそれぞれだと思いますし、時間と労力、お金の無駄でしょう。そのときは、それぞれの分野の専門家を見つけておけばよいのです。
歯の物知りおじさん、ここにいますよ。
私も一応、歯科の大学院を修了し歯学博士なんです!そうは見えないかもしれませんが・・・。私をフィルタとして使っていただければよいのです。なので、診療中に質問していただくのは、正しい情報にたどり着く最短コースを知ることになるのです。
でも、かかりつけ歯科医院がある方は片木歯科医院に来られないですし、行ってまでして聞くのもなぁ、ってこともあります。インターネットで検索して、自分の都合の良い情報だけを信じたくなります、でも遠回りしたうえに迷子になってしまうかも・・・。
今回、ブログに【歯のウソホント!?】というカテゴリをつくりました。【歯のホンマでっか!?】としたいところですが、パクリになりそうですし、番組が終わってしまったら過去のものになってしまいますからね。ここでは、できる限り医学論文に裏付けされた情報を発信できればと思います。かなり不定期、かつ一気にドバっとアップするかもしれませんが、たまーに読んでいただければ幸いです。
歯科の知識を手に入れて、デンタルIQを高めましょう!!
きっと人生バラ色になるでしょう!!(歯が白色になる程度!?)
「予防に勝る治療なし」
院長
投稿者: